債権回収
債権を回収するためには、まず債務者に対して請求しなければなりません。債務者が請求に任意で応じてくれれば大きな問題には発展しませんが、そうでない場合には差押などの方法を採ることになり、最終的には裁判所の力を借りることになります。
こうした事態を回避するための手っ取り早い方法は売掛金での取引をせず現金のみとすることですが、現実的な方法とは言えません。様々な企業と契約を結び取引をしていく中で売掛金での取引は免れませんので、キチンと債権管理を実施することが重要となります。
売掛金での取引をする際は、はじめに取引先の信用調査を実施しましょう。
そして、取引条件を明確化し、支払いがない場合には迅速な対応を心がけましょう。
特に気を付けるべき点は、請求が遅れないようにするという点です。請求の遅延はそのまま売掛金回収の遅れにつながるため、請求手続きは早々に執り行いましょう。また、得意先であったとしても掛金の支払いが遅れるなどの危険信号を察知した場合には、取引撤退を視野に入れた検討を進めることが重要です。
債権回収が確実、かつ迅速に実行できるかどうかは会社経営を大きく左右します。
もし債権回収のプロセスや体制が確定していないのであれば早急に対策を講じましょう。
神戸ポート法律事務所は、兵庫県神戸市・芦屋市・西宮市・三田市を中心に大阪府などにおいて、皆さまからのご相談を承っております。
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